顧客中心設計で価値を創出するためにターゲットを仮説します。

－既存事業の振り返り

－チームメンバーとの共同作業

－自社の価値の整理

－既存事業・価値を活用し得るターゲット仮説

このプログラムは簡単ではないです。過去には社長の考えをどう実行するのか？と考えていたところから、代が変わって事業ビジョンを持たないといけなく検討はずっと行ってきました。しかし、印刷業界の繋がりの中だけで考えるのではなく、このプログラムでは、業界に詳しくない人たちも加わってくれるので、業界外の人たちに事業の説明を繰り返しながら、価値を再確認し、強みとしている特殊印刷以外の価値・ニーズに目を向けられました。それで、特殊印刷へのこだわりを外しても価値を産めるのでは、と考えられるようになってきました。チームメンバーはちゃんと特殊印刷を検討の中心においてくれながら、それ以外に発想を拡げられたのは大きな変化でした。ターゲットも、初回は強制発想法で出した「ペット」領域を検討しているところですが、まだまだブラッシュアップできる感覚を持っています。
チームメンバー二人はそれぞれ全く違う視点で意見を出してくれるので、その視点自体が勉強になっています。

プログラム開始当初は、何をしたらいいのか悩まれていたように感じました。FUXIONプログラムの先輩である長屋印刷さんの事例を意識もされていたかと思います。
「強制発想法」というキーワードで、事業アイデアを出していくタイミングからチームメンバーの方とも上手く連携が取れてきていたのではないでしょうか？
既存事業がお忙しい印象もありましたが、限られた時間・リソースの中で十分なアイデア出しはできましたか？もし、アイデア自体が不足していると感じた時はぜひこのプロセスまで立ち返ることも検討してみてください。

顧客中心設計で価値を創出するためにターゲットを仮説します。

－既存事業の振り返り

－チームメンバーとの共同作業

－自社の価値の整理

－既存事業・価値を活用し得るターゲット仮説

人間中心設計という考えはこれまで知らなったが、やってみても難しいなと思う。説明を聞いているとあぁと納得はするのだが、実際にやってみると何とも言えない迷走感などを感じます。
自分自身は都度、立ち止まって、検討内容が合っているのかを考えることが多いのだが、いい意味でやっちゃいましょう！とチームメンバーが引っ張っていってくれるので、有難いです。
印刷業界が受注産業からの転換点にきていて、サンプル作りや装丁などに取り組んでいる事業者が多く、その取組みの中で自社も色々と取り組んできたが、今回のプロジェクトに参加して、新しい仲間と新しい領域に発想を拡げられているのはとてもいい経験になっていると感じています。

人間中心設計、難しいと思います。一朝一夕に習得できるものではないと思うので、本プログラムで学んだデザイン経営のプロセスをなんども実施していく中で、少しずつ体得していってほしいと思っています。
コメントをいただいている通り、普段、通常業務では関わりにならない、もしくは意識してネットワークを構築しないと関わりになりにくい仲間との協業は新しい価値を生み出すにはとても重要です。ぜひ、この経験を今後も活かしていってほしいと思います。